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LEDについて

LEDとは発光ダイオード（Light Emitting Diode）の略称です。
少ない電力で大きな光エネルギーを発生できる素子で、数年前に話題になった青色発光ダイオードが発明されたことにより、それまでは不可能だった「白色」を作り出すことができるようになり、ここ数年でさまざまなものが開発され、活用されるようになりました。
前述の通り青色発光ダイオードのおかげで光の3原色が揃い、白色が表現できるようになったことで登場したのが映像表現のできる「LEDパネル」です。

LEDパネルのメリット

現在の映像表現の主流・代表格は「液晶モニタ」がです。しかし、技術的な観点から液晶モニタは最大でも100インチ程度、重量も195Kgとなりそれ以上のモニタを作る場合はモニタ同士を隣り合わせることしかできず、やはり重量的な制約が発生することになります。
そこで注目・活用されだしたのがLEDを利用した「LEDパネル」です。
発光物自体が色の3原色を作り出すため、液晶パネルと比べ、明るさ、重量ともに液晶パネルとは比較になりません。
LEDパネルを商業ベースで活用する際の具体的なメリットとしては、一般的に言われる「消費電力の小ささ」などのほかに以下の点が挙げられます。

1.明るさ
直接発光体が発色して映像を作り出すため、従来の液晶などと比べると格段に明るい
2.重量
液晶パネルと比べると同一サイズで約半分以下の重量なので、いままででは考えられないほどの画面の大きさが実現可能
3.保守性
液晶パネルのように一枚ものではなくブロックでの修繕が可能なので、万一の場合も修繕コストを抑えることが可能。
4.自由に形をカスタマイズ可能
「形状」が完全に固定されている従来の液晶では不可能だったさまざまな「形状」を表現可能

LEDパネルの活用

技術の進歩により、LEDパネルは製品としての信頼性も向上し、また屋外での使用にも耐える筐体も開発されています。
各イベントや屋外の大型看板にもおおいに利用されるようになってきており、国内外のアーティストのコンサート・ライブ会場では、もはやあたりまえのように活用されています。

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